動画作成・編集ソフトとして「ハリウッドNo.1のポストプロダクション・ソリューション」であるBlackmagic Design社の「ダビンチリゾルブ」ですが、無償版でも多くのユーザーが利用し、プロの現場からの高い評価と実績に基づく、確実な機能拡張やバージョンアップで進化を続けるソフトです。
今回のメジャーバージョン”21”のタイミングでのスタジオ版へのアップグレードを判断する事は、これまで無償バージョンで継続利用されてきた皆様にとっては、ベストなタイミングになると思います。
- 無償版・STUDIO(有償版)の違い
- STUDIO(有償版)の購入(買い切りでサブスクではありません)
- まとめ
STUDIO(有償版)
無償版との大きな違い
既に利用中の皆様はご存じの通り、DaVinci Resolveは、編集、カラー、VFX、モーショングラフィックス、オーディオをすべて融合した、世界唯一のオールインワン・ソリューションです!無償バージョンは、60fpsまでのほぼすべての8-bitフォーマットおよびUltra HD 3840x2160までの解像度に対応。マルチユーザーコラボレーションやHDRグレーディングもサポートしています!
「STUDIO」版は無償バージョンのすべての機能に加え、DaVinci AI Neural Engine、さらに多くのResolveFX、時間的/AI空間的ノイズ除去、テキストベースの編集、Magic Mask、フィルムグレイン、オプティカルブラーなどに対応。120fpsまでの10-bitビデオおよび4Kを超える解像度をサポートしています。さらに、自動AI領域トラッキングに対応したDaVinci Neural Engine、ステレオスコピック・ツール、多数のResolveFXフィルター、FairlightFXオーディオプラグイン、高度なHDRグレーディングをサポートします。 ― Davinci Resolve サイトから引用しています ―
重要な強化点・助かる機能
- フェアライトエンジンの仕様:公式でも数値は公表されていませんが、CPU・GPU性能に比例し無償バージョンよりも明らかに高速に動作し、起動・処理時間も短縮されていると個人的には感じます。
- 今回のバージョンから「フォト」機能が追加され、アルバム管理も可能となりました。ResolveFXおよびAIツールを搭載しているため、エフェクトの追加や、被写体・オブジェクト・背景の分離が可能。また、DaVinci Resolveのカラーパネルは、マウスとキーボードを凌駕する速度でクリエイティブな操作が可能。グレーディング機能と共に、現時点でCanon、Fujifilm、Nikon、Sony、iPhone ProRAWの各種RAWにも対応しています。今後PANASONIC/RW2にも対応して頂けると個人的には嬉しいのですが。
- 地味に有難いのは、「Audio to Subtitle」で標準で字幕を作成できる機能で、これまで外部の字幕ソフトやクラウド上のWEBソフトに依存していた場合、有償(サブスク)化やセキュリティリスク(外部でデータを処理する)から解放されます。
バージョンアップによる拡張や修正がしっかりと継続される
2026年6月にバージョン21が正式リリース後も細かな修正や拡張が提供され、企業姿勢に信頼感が増しますが、Blackmagic Design社の業界屈指の強力なハードウエア群の収益と開発能力があっての事だと思います。なお、これまではSTUDIO(有償版)を一度購入すると、以降のメジャーバージョンを含めた全てのバージョンアップが無償で提供されて来ましたが、今後も同様の対応を期待したいと思います。

・メジャーバージョンアップ以降、各リビジョンは、実際にアップ処理した日付です。(メーカー提供日とは若干のズレがあります)

・動画編集を前提とした、GPU・SSDやメモリは高性能なものが欲しくなりますが、現在無償版のダビンチリゾルブが過不足なく動作している場合は、STUDIO版でもそのまま動作すると思います。
・ライセンスはUSBドングル版とライセンスキー(同時に2台までアクティベート可能)が選択できます。
・MAC、Windows、Linuxにインストール可能です。
STUDIO(有償版)の購入
実はDavinciRisolve単体では無く、エディター(DaVinci ResolveSpeed Editor )とのセット購入(STUDIOライセンスコードが付属する)もかなりのコストメリットがあります。特にカット編集等でのマウスやキーボードショートカット操作を、エディターボタン&ジョグダイアルに置き換える事のメリット・気持ち良さも大きく、検討する価値があります。
DaVinci ResolveSpeed Editor
DaVinci Resolve Speed Editor | ストア Blackmagic Design
★上記の公式サイト情報の通り「スピードエディター」には標準でSTUDIOライセンスが付属します。しかし実際の市場・サイトでは、STUDIOライセンスが付属しない、又は利用出来ない「スピードエディター」単体商品(特にリユース商品)が販売されています。購入時には事前問い合わせ等で必ずライセンスの有無を確認する事をお勧めします。
DaVinci Resolve Studio ソフトウエア単体
★ライセンスは「ライセンスキー版」と「ドングル版」があり、メール納品・パッケージ納品などに分類されますが、ドングルはUSBや取り回しを考えると「ライセンスキー版」が良いと思います。
なお、ライセンスが旧バージョンであっても、無償のバージョンアップ権により最新のバージョンがインストール可能です。
まとめ
1.DaVinci Resolve Studio
既に世界中で高い評価を獲得し、業界標準のソフトウエアですので、安心して導入できます。
2.現時点で買い切り販売ですので、サブスクではありません。
さらにこれまでは、一度Studio版を購入すると、以降のメジャーバージョンアップも無償で対応可能でしたので、今後も継続される事を期待します。
3.DaVinci ResolveSpeed Editor
専用エディターの使いやすさは勿論、Bluetoothにも対応しており取り回しも自由です。但し充電と電池残量確認はUSB接続が必要です。

