アームスタンドを活用して「最適な空間活用環境」を構築しましょう。
この記事を読むと、次の事が理解できます。
- アームスタンドの種類と機能
- アームスタンド別の選定基準
- マイク・照明・撮影スタンドは実況者の必需品
様々な選択が出来る”アームスタンド”
スタンドを利用する目的は「機器の固定」は勿論、前後・左右・高さ方向の調整が可能な事ですが、デスク環境で利用すると「机上を広々と利用できる」事にも魅力があります。特に操作しやすい・見やすい位置に調整出来るメリットはとても大きいと言えます。
- カメラ・ビデオ(手振れ防止や固定化等)
- スマホ・タブレット(取り付けた機器の操作、持ち歩き等)
- 照明機器(高さ・角度調整等)
- マイク (高さ・角度調整等)
- ディスプレイ・PC (高さ・角度・前後調整等)
- 楽器、その他機器用
アームスタンド選択の注意点と活用メリット
活用の幅が大きい【ディスプレイ】アームスタンド。1つの支柱に1台~複数台取り付けられるスタンドや、フレシキブルアームで位置調整がスムーズな商材が便利です。
①アームとディスプレイの重量を支える為、デスク取り付け面には十分な強度が必要です。取り付け部品も「クランプ式」と「グロメット式」の両方に対応する商品が増えています。
*取り付け面の強度を補完する「強化プレート」も販売されています。
②フレシキブルアームの場合、デスクが背面壁に近い場合は「左右に振れる」機能でアームの壁との干渉を回避できます。
*「スペック表」から 後壁への張り出し長は判断が難しい為、レビューやアーム構造から判断する必要があります。
③デスク面からの高さ位置は規格内で自由に調整可能ですが、取り付けるディスプレイのサイズ・重量は仕様に準拠する必要があります。
*軽すぎる・重すぎる場合は、位置が固定出来ない等の不具合が発生する場合があります。
④ディスプレイの上下・左右の振れ角の調整が可能ですが、「チルト・スベイス・回転角」の範囲はしっかりと確認しましょう。
【ノートPC】用のアームスタンド は 、VESA(取り付け部品規格)マウントに取り付けるタイプの「PCマウントトレー」がお勧めです。
①直立支柱タイプは後壁との干渉では優位性があり、壁面ぎりぎりにデスクを寄せられます。 また、複数アームの取り付けで「PCとディスプレイ」の両方をセット出来る機種もあります。
②④ノートPCの設置角度の振れ幅を確保する為、マウントのチルト角度(上・下角度)は注意しましょう(+90°/-45° の表記の場合は最大45度の上向き角度)。またPCの固定(落下防止)方法は考慮しましょう 。
③デスク面からの高さ位置を調整します。
ノートPCの高さや角度によりキーボード入力がやり辛い場合など、別途デスク上 に「キーボード・マウス」を配置した運用もお勧めです。無線機器であれば、さらに利便性が高まります。
*活用イメージ:ノートPCを外出先で利用し、帰宅後はアームにセットし大きなキーボードで快適に処理する
配信などで便利な卓上(デスク)マイク用のアームスタンド
①一般的な床に設置するマイクスタンドでは、スタンド脚位置やアーム調整が難しい場合があります。デスクアーム型では特に取り回しで優れている為、配信などの最適なマイク収録環境を構築できます。
②マイク荷重が規格内の場合、高さ調整が自由位置に調整できるものや、ロック調整が出来るアームがあります。
③最初からポップガードやホルダーがセットになった商品もあります。
*マイクの取り付け方法は、各商品に依ります。
まとめ
商品選定時の考察点
- ガススプリング(ネジで負荷調整)でディスプレイ(又はPC)の重量とバランスを取る「フレシキブルアーム」商品がお勧めです。このタイプは幅広い取り付け重量に対応し「希望の高さ」で停止させる事が容易になります。(調整は必要、レビュー確認もしましょう)
- ノートPCを取り付けたい場合は、VESAに対応した「マウントトレー(ラップトップホルダー)」をディスプレイアームに取り付ける事をお勧めします。(PC専用アームもありますが、PC以外に使いまわしが出来ない場合があります)
ここは注意!
- 最初の位置決めを「ガススプリング式」のアームで行う場合はスムーズにセット出来ますが、利用都度位置を調整する場合にはフレシキブルに動作しない場合があります。
- 複数のアームスタンドをセットする場合のアームの干渉・電源コードや配線の取り回し・重量バランスの偏り等
- 机面の強度