動画・画像編集用のWindows10マウスコンピューターを導入する

PCをリプレースする、最新のパソコンを導入する場合に検討すべき項目。
Windows10PCを導入する場合のスペック考慮点。

動画・画像編集用のノートPCは何を選ぶ?

 今まで様々なPCを利用してきましたが(仕事上サーバー機器も)、現在はノートPC(Windows10とPowerMAC)がメイン環境となっています。
Officeや家庭用のソフト(年賀状や家計簿等・・)、WEB閲覧等が利用目的であれば、量販店で普通に販売されている機種で充分かもしれません。
ご自身の導入目的を明確にし、それに応じたスペックや機種選定が重要です。
 ここでは、動画・画像編集や専用のアプリケーションが快適に動作するPC環境を導入する場合のスペックや考慮点を中心に、バックアップ環境やデータ移行、周辺機器情報をお届けします。

機種選定はここに注意する

ノートPCか一体型かタワー型か・・・。それぞれのメリット・デメリットがありますが、後から変更が難しいパーツ(CPU等)のスペック(予算配分)は高めに考えましょう。逆に、メモリやHDDは増設や換装が可能な機種が多いと思いますが、拡張性(空スロット数、最大容量制限等)は事前に確認します。
自由なパーツ構成で注文できる「BTO(Build To Order=受注生産)」パソコンがお勧めです。

①CPUとGPUは後から拡張できない為、予算配分は高めに選定します。
・おススメCPU:インテル® Core™ i7 以上
・おススメグラフィックス:GeForce等出来るだけ高性能なグラフィックス
 グラフィックスは、画像・動画編集やゲーム用アプリケーション毎に推奨要件が異なりますので、ソフトウエアメーカの推奨環境を確認しましょう。
②メモリは8GB/スロットを目安にする。(もはや4GBはやめましょう・・)
・2スロットモデル(空き1)で将来(最初のメモリと同容量の)8GBを追加して16GBに拡張できます。
*メモリ増設時のデュアルチャネルモードの動作要件は、同一規格の同容量メモリとなります。
・スロット毎の搭載メモリ量、システムの最大搭載可能メモリ量は機種毎に異なります。  
 8GB,16GB,32GB,64GB等、必ず確認しましょう。
③ストレージはSSDが標準搭載の機種が増加していますが、NVMe(Non-Volatile Memory Express)のM.2 SSDを起動ドライブとし、さらに複数ストレージ搭載可能機種であれば高速性と拡張性にもすぐれます。
・画像や動画データは容量が大きい為、ストレージに余裕を持たせます。
・OSの起動・終了時間も短くストレスが低減します。
④ディスプレイはHD解像度(1920×1080)の機種でOK。(2020年時点)
・外部ディスプレイを導入しデュアルディスプレイ環境にすると、作業エリアが拡大して快適です。
⑤光学メディアドライブ
・BDやDVD・CDの読み書き込みドライブは、内臓があれば便利です。
⑥バックアップは必ず取りましょう。
・別途ご案内します。

”m-Book”を買った理由!

★導入後の利用目的
画像・動画処理:LumixGH5
動画編集:DaVinci Resolve
画像処理:Adobe等
DTM:Cubase・Audio-IF 等
★導入希望条件  
①経費で処理(10万以下)
②メモリ最大搭載量:32GB(16GB×2)
③NVMe+SSD構成が可能だとうれしい
④GeForce等高性能なグラフィックス搭載

★この無茶な要望にマッチしたのが
 MOUSEコンピュータ「m-Book K700SN-M2SH2」

プロセッサ:6コア/12スレッドCore i7-9750H(2.6GHz~4.5GHz)
メモリ:DDR4-2400 SO-DIMMの8GB×1(2スロット空き1。最大16GB×2の32GB)
ストレージ:NVMe256G
OS:Windows 10 Home
GPU:Intel UHD Graphics 630&GeForce MX250(2GB)
ディスプレイ:非光沢の15.6型IPS式フルHD(1,920×1,080ドット)

早速拡張しましょう!

コスト制限内で構成・導入した為、必要スペックの不足分は早速拡張します。
1.メモリ8GB → 32GB(CRUCIAL)
・8GBメモリは取り外し、16GBメモリ×2スロットとします。
2.SSD-512GBHDD(SAMSUNG 860EVO)の増設
・Cドライブ:256GB、Dドライブ:512GB

NECやHP・富士通等のノートPCは、本体底面のHDDやメモリ領域毎のパネル取り外しが可能な機種が多いですが、この「m-BOOK」は底面パネルがアクセス領域で分割されていません。なのですべての固定ネジを外し、裏パネル毎脱着します。

標準の256GB-M.2SSDはそのままに、その右にあるメモリスロットから8GBのメモリを取り外し、16GBのメモリ2枚を実装します。
さらに、2.5インチのHDD領域に512MBのSSDを装着します。

*今回は予算ありきの構成が先行しましたが、コストが許す範囲でBTOパソコンの構成時に必要なスペックは盛り込みましょう。
*ご自身での部品の取り付け等のカスタマイズは、故障・動作不良や保証が受けられないリスクもありますので、ご注意ください。

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